球天下体育

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児童学科が「赤ちゃん絵本」の楽しみ方を紹介

2023.10.24

板橋区立中央図書館?日本女子大学 連携事業「楽しく学ぼう!親子読み聞かせ講座」を開催

楽しく学ぼう!親子読み聞かせ講座

10月5日(木)、板橋区立中央図書館で「楽しく学ぼう!親子読み聞かせ講座」が開催され、絵本学が専門の家政学部児童学科 今田由香(いまだゆか)准教授が講師を務め、児童学科の3年生9名が運営のサポートを務めました。本講座は、本学と包括連携協定を締結する板橋区教育委員会との取り組みで、今回は2回目の開催となります。

学生と一緒に
絵本の世界で遊ぶ楽しさを発見

本講座の対象は板橋区内在住、在勤、在学の方で、3歳までの子どもと保護者の方で、当日は13名(1歳未満:6名、1歳:6名、2歳:1名)が参加しました。
今回取り上げた「赤ちゃん絵本」とは、0歳から2歳頃までのはじめて絵本と出会う子どもたちが楽しめるように工夫が凝らされた絵本のことを指し、「ファーストブック」とも呼ばれます。講座の冒頭には、今田准教授から「赤ちゃん絵本」の特徴や選び方、図書館の活用方法などのレクチャーがありました。

テーマごとにおすすめの絵本を紹介する今田准教授
テーマごとにおすすめの絵本を紹介する今田准教授

「赤ちゃん絵本は、子どもが自分の生きる世界に関心をもち、他者や環境と主体的に関わることの面白さを知るためにあります。また、赤ちゃんの育ちを支える大人が、赤ちゃんと触れ合うことの喜びを味わうためのツールでもあります。楽しみ方は自由なので、一緒に絵本の世界で遊んでみましょう」と、今田准教授から楽しく読み聞かせを行うためのアドバイスがあり、さっそく図書館が準備した各種絵本を読んでみることに。
認定絵本士の資格取得を目指す児童学科の学生もサポートに入り、読み聞かせを行うと、子どもたちは「赤ちゃん絵本」の特徴である鮮やかな色に興味を示したり、明快なストーリ-に手を叩いて喜んだりと、各々の楽しみ方で絵本の世界に触れていました。
今回の講座は、子どもたちとその保護者に絵本の魅力を伝えるとともに、学生たちにとっても絵本を通して子どもたちと触れ合えた貴重な機会となりました。

読み聞かせを行う学生と絵本に興味津々の子ども
読み聞かせを行う学生と絵本に興味津々の子ども
今田准教授(写真中央)と講座に参加した児童学科の3年生たち
今田准教授(写真中央)と講座に参加した児童学科の3年生たち

今後も本学では、社会連携教育センターを中心として地域や企業と連携し、より地域に根差した取り組みを進めてまいります。

本活動の経緯

2014年4月に球天下体育と板橋区教育委員会は「学術球天下体育の発展と教育施策の充実のため、相互の協力により包括的な事業連携を実施する」協定を締結しました。
この協定締結で、板橋区教育委員会で実施する研修?球天下体育会などへの本学教員の派遣や、本学大学院生のインターンシップ実習、さらに学生をボランティアとして学校現場に派遣するなど、教育委員会?学校?大学が幅広く連携していくことを目指しています。