1600名を超える学生が参加!フードドライブ@JWUを初実施
2023.01.18
JWU PRアンバサダーによる実施レポート
学生同士が家庭に余っている食品をシェアリングするという体験を通して、食品ロス問題について関心を持ってもらうことを目的に実施した「フードドライブ@JWU」に、私たちJWU PR アンバサダーも有志チームで協力しました。初実施となった「フードドライブ@JWU」の結果と、私たちの活動について報告します。
事前の周知協力
私たちJWU PRアンバサダーは、食品回収期間に合わせSNSでの情報発信や、メンバーがデザインしたポスターを掲示し、学内周知を行いました。また、この取り組みが、より食品ロスを考えるきっかけとなるよう、家政経済学科の小林教授にフードドライブについて、被服学科の細川教授に国内の食品ロス問題についてのインタビューを行い、公式サイトにトピックス記事として掲載しました。
食品の回収状況について
今回、2週間の食品回収期間で194点もの食品が集まりました。その内訳は、白桃やツナなど缶詰がもっとも多く、次いでインスタント?レトルト食品が多いという結果となりました。ほかにも野菜ジュースやお米、スナック菓子など、その種類はさまざまでした。
配布当日の様子
回収した食品の配布は11月28日(月)?12月2日(金)の昼休みに、百二十年館1階ピロティで行われ、私たちも配布スタッフとして活動しました。もっとも盛況だったのは、初日の配布です。あまりの盛況ぶりに、回収した194点の食品は開始10分ほどで配り終えてしまい、その後はもうひとつの配布物であった賞味期限の迫った防災備蓄品の詰め合わせ1500セットを配布しました。防災備蓄品は紙袋に入れて配布しましたが、ピロティ前を通行していた方も含めて、多くの学生が快く受け取ってくれた印象です。
アンケート結果と活動のまとめ
食品配布時には、サンキューカードも一緒に配布しました。サンキューカードもJWU PR アンバサダーのメンバーによるデザインです。サンキューカードには、アンケートフォームのURLが記載されており、105人の方に回答していただきました。
アンケート結果を見てみると「フードドライブ@JWU」を事前に知っていた学生は4分の1ほどで、食品の受け取りのみに参加した方が全体の9割でした。学生が事前に情報を得る機会がより増えれば、食品の回収点数の増加が見込めそうです。「フードドライブ@JWU」の実施については、Twitterを通して情報を得ていた学生がもっとも多かったので、Twitterでの発信により力を入れると活動も活発になるのではと感じています。
「フードドライブ」について以前から知っていた学生は3割ほどでしたが、今回のイベントを通し食品ロスに関して「よりいっそう関心を持った」「関心を持った」と回答する学生が、全体の8割にのぼりました。食品ロスに対する学生の関心度を高めるという観点では、大成功を収めることができたと思います。
最後になりますが、「フードドライブ@JWU」の発起人の一人である宮崎あかね副学長からも「アンケートの自由記述欄には『フードロスに貢献できていると思うとさらに意識が高まる』、『一人暮らしの学生にはとてもありがたい』といった声が寄せられました。今後もフードドライブを定期的に開催して食品ロス問題について意識を高めていきましょう」とコメントをいただきました。
文/JWU PR アンバサダー 中村碧依