ヨーロッパ服飾文化研修(オンライン)
ヨーロッパ服飾文化研修(オンライン)
研修概要
渡航して実施していた「ヨーロッパ服飾文化研修」をオンライン化したものです。
被服学科教授が監修した内容で、パリを中心とするフランス各地の服飾文化に関する施設や美術館、博物館などをビデオツアーでめぐります。教授とフランス在住のツアースタッフの方の解説を交えながら、ファッションの国フランスの歴史、ファッション産業の現在を知ることができます。
職人の技を詳細に見学できるなど、オンラインの特徴が活かされていることも魅力です。毎年ファッションに興味のある多くの学生が参加しています。
研修地
フランス(パリ、ムーラン、アランソン、ストラスブール、ミュルーズ)※オンライン
実施時期
夏季休暇中
日数
4日間
単位認定
なし
学科
限定なし
研修費用の目安
¥9,000(オンライン)
※上記は2023年度の実績です。年度により変わることがあります。
教員から
コロナ禍で渡航ができない時期に立ち上げたこのオンライン研修も、2023年度で3回目となりました。被服学科学生を中心とした、服飾に興味のある学生のための独自のプログラムです。本研修を通して、フランスを中心とする服飾文化と歴史、ファッション業界の伝統的な技術や最先端の技術、芸術に触れることができます。それと同時に、コロナ禍以降の、またそのほか国際社会情勢の変化のさなかにおける、フランス社会、ファッション情勢を知ることで、服飾全般に関する視野を広めることができるでしょう。将来ファッションアパレル産業を担う本学学生の人材育成に役立つ内容となっております。
参加学生から
今年9月の4日間にわたり、オンライン?ヨーロッパ服飾文化研修がオンラインで行われました。家政学部被服学科の内村理奈教授が監修した内容で、パリを中心とするフランス各地の服飾文化に関する施設や美術館、博物館などをビデオツアーでめぐるものです。
今回の研修では、レースの製作や髪型のセット方法など、文章では理解しにくい過程を映像でじっくり見ることができるという、オンラインツアーだからこその良さを感じられたと思います。ファッションを通じてフランスの文化や歴史についても理解を深めることができました。また、女性の身体がモードの移り変わりとどのように関係していたか、という新たな観点からもファッションについて考えることができました。
研修後、私はミュールーズで見た染織技術に興味を持ち、インド更紗とその影響を受けた織物が展示されている博物館にも足を運んでみました。研修を通じ、より服飾文化への興味が深まりました。(2023年度夏季休暇研修より)