甘い誘いにNO!「薬物、闇バイト」大塚警察署による講話
2023.10.23
近年、若年層を中心に「薬物乱用」「闇バイト」が社会問題となっています。特に、「闇バイト」の「受け子」はSNSから応募するケースが過半数を占めており、その手軽さから、安易に犯罪行為へ加担してしまうこともあるかもしれません。また、女子大生には「性被害」に遭遇するリスクが常に付きまといます。徐々にその手口が巧妙化していることもあり、気づかないうちに被害に遭っていた……という危険もあるでしょう。
このような状況を受け、本学学生支援課が大塚警察署生活安全課の川口氏をお招きして、10月3日(火曜日)と6日(金曜日)、目白キャンパス内杏彩館(きょうさいかん)にて「薬物、闇バイト、痴漢被害防止等講話」を開催しました。
講話の冒頭では、薬物乱用の恐ろしさを伝える動画を視聴。日常生活の中で受けた誘いをきっかけに「薬物」に溺れるようになってしまった主人公が、自分のみならず周囲の人をもドラッグの世界に巻き込み、人生をボロボロに破壊してしまうまでのストーリーが上映されました。
次に視聴した闇バイト防止の動画では、闇バイトに加担し「受け子」となった男性が逮捕されるまでのストーリーが展開。短編の動画でしたが、直接的に訴えかけて来るような表現が多く、より一層その恐怖が襲いかかってくるようでした。
講話の最後は「性被害」に関する話題に触れられ、大塚警察署にて認知された事例や川口氏が実際に目撃した事例を交えて紹介していただきました。更に、痴漢に遭わないための服装?行動に関する注意点に関してもご教示いただき、講話のラストは1人ひとりが断固として「性被害」を許さないという姿勢を持つことの重要性を訴える言葉で締めくくられました。
(以下、参加者からのコメント)
【家政学部3年】
甘い話には罠がある。「すぐ稼げる!」「安全!」といったワードだけを見て安易に乗っかろうとせず、一度立ち止まって慎重に考える必要があるように思った
【文学部1年】
危ない、と感じたらすぐに引き返すことが大事だと感じた。どちらも一度手を出したら逃げられなくなってしまうし、(闇バイトや薬物に手を出してしまうのは)自分だけでなく、家族にも迷惑をかけてしまう。1人ひとりが自分だけは大丈夫、という気持ちではなく、「自分も気を付けなくては」と思うことが重要であるように思う
【人間社会学部2年】
性被害に遭わないための心構えについて述べていた部分が印象的だった。自分の意思がないまま、簡単に身体を(相手に)許してしまうというのは危険なことである。二次被害に遭ってしまうリスクを減らすためにも、今回の講話で学んだことをしっかりと胸に刻んでおきたい
(文責:JWU PR アンバサダー 秋山カレン)