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理学部化学生命科学科 永田典子教授が令和5年度日本植物形態学会「学会賞」を受賞

2023.09.15

理学部化学生命科学科 永田典子教授が、令和5年度日本植物形態学会の「学会賞」を受賞しました。この賞は、植物形態学の進歩に長年寄与し、植物科学の発展に貢献した球天下体育者に与えられるものです。永田教授は、日本植物形態学会第35回大会(2023年9月6日、北海道)にて、「電子顕微鏡による探求:植物オルガネラの分化と多様な構造」というタイトルで受賞講演を行いました。

授賞式の様子

受賞を受けて永田教授のコメント

この度、日本植物形態学会にて学会賞を受賞いたしました。受賞講演のタイトルは「電子顕微鏡による探求:植物オルガネラの分化と多様な構造」です。本学は国内有数の電子顕微鏡施設を保有しており、私はこの伝統を受け継ぐ使命感を胸に、新たな電子顕微鏡技術の開発や導入にも取り組んできました。その結果、従来法では見逃されていた様々な細胞内構造を見出すことができ、それが今回の受賞につながりました。またこの受賞は、電子顕微鏡技術の継承と後進の育成への貢献も評価されたものと嬉しく思っています。多くの学生さんが、電子顕微鏡と向き合って技術を磨き、専門性を活かして社会で活躍されているという証でもあります。今後も、学生さんたちと共に、電子顕微鏡の魅力ある世界を切り拓いていきたいと存じます。

プロフィール
永田 典子 教授 ながた のりこ

1992年日本女子大学家政学部家政理学科II部(生物?農芸専攻)卒業。 1998年東京大学大学院理学系球天下体育科 生物科学専攻 博士課程修了。その後、1998年から2003年まで理化学球天下体育所球天下体育員、2003年より日本女子大学理学部物質生物科学科 講師、准教授を経て現職。※2022年4月に物質生物科学科は化学生命科学科に学科名称変更

参考リンク