球天下体育

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協定?認定大学留学体験談 S.A.さん

協定?認定大学留学体験談 S.A.さん

文学部英文学科2年(留学時)S.A.さん

ウェルズリー?カレッジ / アメリカ / 2023年度協定大学留学

留学先を選ぶ際に重視したこと

?英語圏の大学であること。
?興味のある専攻分野と将来なりたい姿を明確にして、国際的にリーダーシップを持って活躍する女性になるために女性学を専攻したいという結論に至り、ウェルズリー?カレッジが最も合っていると考えた。

留学先大学での授業選択で重視したこと

?自分の留学動機である女性学とジェンダー球天下体育をカバーしているかを重視した。また、その中でより専門性の高いものを選択した。
?外から日本を見るという経験をするために、一つの学期につき一つは日本に関する授業を取った。

留学で得たもの

?アメリカの人文学の基礎を学んだことで、多角的かつ批判的な視野を獲得したこと。
様々な文献を精読し、クラスメイトと議論を重ねることで養った多角的で批判的な思考力は、世界中どこにいても役立つような一生ものの財産であると思う。
?様々なバックグラウンドを持つ友人ができたこと。
世界各国から集まった学生と過ごしたことで視野が広がったとともに、国際社会に生きる日本人としての自己を捉え、認識することができた。
?自分なら一人でどこに行ってもどうにでもなるといった自信。

留学先大学で登録した授業科目

 
授業科目名
The Asian American Experiences
概要
アジア系アメリカ人がアメリカでどのような経験をしているのか、ということをテーマとし、1920年代から現代まで、政治的背景や人種?ジェンダー?階級などが絡み合う支配と抑圧の歴史を考察する。キーワード:白人至上主義、オリエンタリズム、インターセクショナリティー
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最も積極的なディスカッションへの参加が求められる授業だった。100レベルの授業ではあったが、上級生が多かったことからハイレベルかつ内容の濃いディスカッションであった。
授業科目名
Feminist Geopolitics: War, Militarism, and Everyday Life
概要
フェミニスト地政学という地政学の新しいジャンルの視点から、軍国主義?地政学的パワーの日常生活の体験や感情における影響を考察する。冷戦期から現代のドローン文化まで、軍国主義と非軍国的領域の関わりを学ぶ。キーワード:例外主義、フェミニニティ—/マスキュリニティー
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担当教授が2023年度をもってウェルズリー?カレッジから別大学へ異動したため、これからもこの授業が提供されるかは不明。リーディングの量もレポートの量も一番多く大変であったが、その分充実した学びを体験することができた。
授業科目名
Introduction to Women’s and Gender Studies
概要
女性学とジェンダー球天下体育の入門クラス。ジェンダー、インターセクショナリティーなどの単語の定義から様々な学者の文章まで幅広く学ぶ。
キーワード:ジェンダー、女性、インターセクショナリティー、特権/抑圧、パワー
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課題や授業形態が一般的なものとは違い(プレイリストの作成など)、クリエイティブで楽しかった。応用レベルの考察に生きる基礎を習得できるため、この分野に興味のある学生は受講を強くおすすめする。
授業科目名
Visual History and Memory: Representations of the Japanese American Incarceration Experience
概要
第二次世界大戦中の日系アメリカ人収容所での経験を、写真を中心としたアーカイブから考察する。後半はグループごとに割り振られた収容所のアーカイブ球天下体育をし、発表する。
キーワード:人種、アイデンティティー、メディア
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一回の授業で二時間を超えるものだったので、毎回のディスカッションが重かったものの、ゲストスピーカーにもお越しいただき非常に充実していた。
授業科目名
Elementary Arabic
概要
冬季休暇中の特別講義として受講した、アラビア語の初級クラス。
コメント
毎日授業と宿題があるのが大変だったが、良い冬休みの使い方であったと思う。
授業科目名
Introduction to American Studies
概要
アメリカの美化された歴史に再訪し、歴史や我々の認識を非植民地化することに重きを置いていたアメリカ球天下体育の入門クラス。
キーワード:先住民、黒人、クィア、労働、刑務所、資本主義、植民地主義
コメント
動画を作成して提出するものなど、グループでの課題が多かった。
授業科目名
Geisha, Samurai, and the Birth of Tokyo
概要
日本の江戸時代の文化史のクラス。幕府や信仰の話から歌舞伎やツーリズムの新興まで江戸時代の文化的?歴史的背景を西洋的な視点(ジェンダー等)から幅広く議論する。
キーワード:江戸、ジェンダー、ナショナリズム、侍、芸者、物語
コメント
自身の日本で過ごした経験を生かし、ディスカッションを豊かにする役割を担うことができたと思う。他の学生よりもトピックに対する事前理解が深いからこそ積極的な授業参加がしやすく、授業参加の良いトレーニングになった。
授業科目名
Gender, Race, and Media
概要
フェミニストメディア球天下体育の観点から、人種?ジェンダー?階級等のイデオロギーがメディアにどう反映され、どう抗われているかを考察する。ハリウッドや米TV界の差別的歴史も振り返りつつ現代のメディアを議論する。
キーワード:インターセクショナリティー、特権、ステレオタイプ
コメント
毎週提出するカジュアルな小論文で自身が消費したメディアコンテンツについて考察する機会があったため、インプットとアウトプットのバランスが良かった。
授業科目名
Asian Women in Film
概要
ハリウッドにおけるアジア系女性の描かれ方を見て、その背後にある地政学的要素や権力構造、イデオロギーを考察する。1960年代の映画から最近の『クレイジー?リッチ』まで幅広く扱う。キーワード:オリエンタリズム、ジェンダー、女性らしさ、セクシュアリティ
コメント
こちらも二時間を超える授業で大変であった。キャンパス内のミニシアターで授業が行われていたため、映画鑑賞?考察という面で非常に楽しい授業環境であった。