特別招聘教員からのメッセージ
特別招聘教員からのメッセージ
「大学のなかで起こっていることは広大な世界の現実の、ほんのひとかけらにすぎない。中にいながらいつも外を見ていられるようになってほしい。
たくさんの『外のひとたち』を招いてお話ししてもらう、体験の時間を提供します。」
[プロフィール]
作家?編集者?写真家。1956 年東京都出身。
上智大学文学部在学中から現代美術などの分野でライターとして活動し、『POPEYE』『BRUTUS』誌で雑誌編集者として活躍。
1996 年刊行の『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』(筑摩書房)で、第 23 回木村伊兵衛写真賞を受賞。
現代美術、建築、写真、デザインなどの幅広い分野で執筆活動、書籍編集を続けている。
主な著書に『TOKYO STYLE』(ちくま文庫)、『ヒップホップの詩人たち』(新潮社)、『圏外編集者』(朝日出版社)など多数。
「『越境』の意識とは、何よりまず自分が地球という惑星の住人であることの自覚にはじまると思っています。
私がこれまで経てきた様々な経験や考察が、みなさんの想像力と思考力を豊かにするきっかけとなれば本望です。」
[プロフィール]
漫画家?随筆家。1967 年東京都出身。
1984 年に渡伊し、国立フィレンツェ?アカデミア美術学院で、油絵と美術史を専攻。
1997 年より漫画家として活動。『テルマエ?ロマエ』で第 3回マンガ大賞、第 14 回手塚治虫文化賞短編賞受賞。
エジプト、シリア、ポルトガル、米国を経て現在はイタリアと日本に拠点を置く。主な著書に『国境のない生き方』(小学館)、『たちどまって考える』(中公新書ラクレ)、『ムスコ物語』(幻冬舎)など多数。
平成 27 年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。平成 29 年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。
「『教養』と『サブカル』は今や相互浸透しているように見えながら、実はまだ十分に溶け合っていない。
これはサブカル?エンタメ領域に知の精髄が発露しやすい日本の文化環境にとって勿体無いので、状況をどう切り拓くか、学生の皆様と共に考え、挑みたいと思います。」
[プロフィール]
翻訳家?通訳?エッセイスト。1983 年ドイツ?キール出身。
兵庫県立姫路飾西高校および早稲田大学に留学。ドイツのライン?フリードリヒ?ヴィルヘルム大学ボン卒業後、2008 年から日本在住。NHK ドイツ語講座などに出演。
「職業はドイツ人」を自称し、東京観光協会のプロモーション動画の撮影?編集や、ドイツテレビ局の番組プロデューサー、ドイツ大使館のブログなど、ドイツに関係のある仕事を多方面にわたり手掛けている。
著書に『ドイツ語エッセイ 笑うときにも真面目なんです』(NHK 出版)、『本音で対論! いまどきの『ドイツ』と『日本』』(池上 彰氏、増田ユリヤ氏との共著 PHP 球天下体育所)。