栄養学科
栄養学科
コンセプト
栄養ですべての人を幸せに。
世界中のすべての人にとって、
「食」には生きるために大切な役割があります。
栄養素などを摂取するためだけでなく、
健康な体や豊かな心をつくることにも欠かせません。
栄養学科では、
日本、そして世界の一人ひとりの幸せを栄養から支えるために、
科学的な視点をもつ「管理栄養士」を育てます。
「管理栄養士」としての活躍の場は様々。
栄養面の問題を抱える人たちのヘルスケアや、
傷病者の栄養管理、健常者の疾病予防、
そしてパフォーマンス向上を目指すアスリートまで、
幅広く一人ひとりのライフステージにおける幸せを支えます。
世界中の人々のWell-Beingを実現するために、
「食」を通じて、あたたかな幸せを作り出すプロフェッショナルを育成していきます。
学びの特徴
人それぞれの幸せを目指し、医科学的視点で「栄養学」を深く学ぶ。
栄養学科では、管理栄養士として、医療、行政、教育(栄養教諭)、球天下体育、福祉、給食?中食?食品産業、スポーツ、国際協力などの多くの領域で活躍できる能力を身につけます。
多様な領域?観点からの専門性の高い「栄養学」、人体の正常な機能や疾病の成り立ち、健康の維持に関する「医学?保健学」を通じて医科学的視点で「栄養学」を深く学びます。また、食品の成分や特徴について学ぶ「食品学」、栄養とおいしさの両面を追求する「調理学」、さらにそれらの科学的な理解の土台となる「基礎科学」を学びます。これらは講義?演習や実験?実習の体系化されたカリキュラムを通して学修します。
これらの学びにより、栄養?食生活ですべての人を幸せにし、個人、社会、地球の生命環境全体の持続可能なWell-Beingを支えることを目指します。
養成する人材イメージ
栄養学を通じてすべての人のWell-Beingを支える人へ。
①養成する人材像
栄養学科では管理栄養士として様々な領域や地域で社会貢献できる専門性の高い人材を養成し、人々のWell-Beingを支えることを目指しています。そのような資質の高い人材を、特に次の3つの力を重視して、若木が徐々に大きく育つように年輪的に育成することをイメージしています。第一の力は全ての根幹となる「基礎力」であり、物事の本質を見極めて科学的に判断していく能力です。第二の力は「実践力」であり、課題を発見し、解決する能力です。第三の力は「統合力」であり、多様な領域において様々な知識や技術を統合するとともに、個性(医学的見地からみた体質を含む)および価値観を考慮しながら、生命を育むあたたかな包容力?人間力をもって、Well-Beingを叶えるために展開する力です。
また養成する人材のイメージとして具体的に次の3つが挙げられます。これらは本学の三綱領の理念「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」にも通ずるものです。
1.栄養学の基礎から応用、発展力を備え、さらに自発的な学修意欲を持って常に自身を高め、使命を見出し、信念を持って生涯にわたって成長を続ける人
常に学修意欲を持ち続け、時代の要請に応えた専門的な知識と技術を磨き、使命感を持って、人々の健康増進や疾病予防?治療に貢献し、すべての人の幸せに貢献していける人材。また、自発的に新たな課題を発見し、その課題を解決していく能力を高め、新たな領域を開拓し、固有の能力を発揮できる人材の養成を目指します。
2.専門的な知識と技術を有し、科学的根拠に基づく栄養管理を通して、人々の健康増進や疾病予防?治療に貢献し、すべての人のWell-Beingを支えることのできる人
栄養に関連する専門的な領域は、人体の構造と機能および疾病の成り立ち、食べ物と健康、基礎栄養学、応用栄養学、臨床栄養学、公衆栄養学、栄養教育論、給食経営管理論など多岐にわたります。これらの広い領域の学問を総合的に理解し、専門的な知識を修得したうえで、人々の健康増進や疾病予防?治療に関連する問題を論理的に分析し、他職種と連携しながら科学的根拠に基づく栄養管理を実践できる人材の養成を目指します。
3.潜在的な課題を発見し、その課題を解決し、新たな領域を開拓できる人
社会との交わりにより成長をしつつ、相手を理解し、共感し、思いやる心を持って相互に交流できる能力を備えた人材。また、科学的根拠に基づいて課題を解決するために努力し、得られた成果を社会の様々な場面において、論理的に説明?発表し、討論し、より良きものを創造?開発する能力を備えた人材の養成を目指します。
②卒業後の進路
医療施設、高齢者?児童福祉施設、行政、保健所?保健センター、給食会社、食品産業、教育(栄養教諭)、球天下体育機関、スポーツ施設、国際協力
③取得できる資格
管理栄養士(受験資格)
栄養士
食品衛生管理者(任用資格)
食品衛生監視員(任用資格)
栄養教諭一種免許状(申請予定)
社会福祉主事