協定?認定大学留学体験談M.H.さん
協定?認定大学留学体験談M.H.さん
家政学部住居学科4年(留学時)M.H.さん
ウプサラ大学 / スウェーデン / 2023年度協定大学留学
留学先を選ぶ際に重視したこと
?費用(生活費、食費など)
?留学生受け入れの割合や人数(色々な国の人と出会いたかった為。)
?情報の多さ(過去留学されていた方のアドバイスを聞きたかった為。)
留学先大学での授業選択で重視したこと
?スウェーデン、北欧の教育システムの基礎を学べるか。
?自分が興味のある内容か。また授業の内容や課題は無理のない範囲か。
?履修、修了したことで、その学びを今後の自分の球天下体育や日本社会に還元できるか。
留学で得たもの
?英語を話すことに抵抗が無くなった。
?世界各地の国の友人ができた。
?自分を客観的に見て、行動を起こせるようになった。
留学先大学で登録した授業科目
授業科目名
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Education and Teaching
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概要
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スウェーデンの教育システムについて総合的に学ぶ。カリキュラム、言語教育、インクルーシブ教育などについて講義形式で学ぶ。講義は9月まで行われ、City Walkやスウェーデンの高校生から話を聞く機会もあった。10月からは3週間実習を行う。実習の報告のプレゼンとエッセイが最終的な評価の対象成果物となる。
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コメント
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3週間の実習が含まれていることがこのコースの特徴。大変なことも多いが、必ず学びのある経験となるだろう。
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授業科目名
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Introduction to Comparative Education
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概要
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比較教育のメソッドについて中心に講義とセミナーを中心に展開されている授業である。定量調査、定性調査などあらゆる調査方法が比較教育においてどのように有効に働くのかを学ぶ。最終的に1~2人で擬似調査するつもりになり、テーマ決め、調査手法についてディスカッションを行う。Home examは1問につき500words程度の解答を行う。
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コメント
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今後卒業論文を作成する上で非常に役立つメソッドを取得した。また事例球天下体育やPISAなどを分析し、新しく疑問を持つ思考が備わった。
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授業科目名
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Introduction to Education for Sustainable Development(ESD) in a Scandinavian Context
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概要
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スウェーデンのESDの取り組みについて、サステナビリティやSDGsなどにフォーカスしながら学ぶ。ピリオド2の期間を通し、reading logと呼ばれる文献のまとめ作成や、日常生活で気が付いたサステナビリティに関する出来事をまとめる課題が与えられる。またESD projectでは自分でESDに関するテーマを決定し、プレゼンを行う。
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コメント
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ESDは日本提唱の取り組みだが、スウェーデンではどのように教育に取り込んでいるのか学ぶことができ、興味深かった。
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授業科目名
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Actors and Strategies for Change: Towards Global Sustainabilities
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概要
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持続可能性について、様々なフィールドで活躍する外部講師を招いて講義を行う。コースコーディネーターはCEMUSという大学の団体が務めていて、授業外のイベントに参加することも可能である。レクチャーがメインだが、ディスカッションやグループワークも時々あった。
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コメント
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ポスター作りやディスカッションなどクリエイティビティのある内容だった。
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授業科目名
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Individual Project
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概要
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学生1~2名につき、1人の博士課程の学生がスーパーバイザーとして就き、テーマに沿って調査、論文執筆を行う。1term通してのコースだが、レクチャーは2回程で、スーパーバイザーとのやり取りが主である。7.5creditsは4000words程度の論文が求められ、Exam Seminarでプレゼンを行う。
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コメント
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スーパーバイザーを学生が選べると聞いていたが、実際はコースコーディネーターから自動的に割り当てられた。
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授業科目名
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Leadership in the Classroom
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概要
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教員が児童に対して、どのようにリーダーシップを発揮するか学ぶ。実際に1日フィールドスタディーを行い、観察調査を行う。最終的にはクラス内で模擬授業を行い、それが成績評価につながる。
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コメント
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将来教員として働くことを視野に入れている学生が多かった。
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授業科目名
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Children’s Geographies and Identity-work
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概要
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講義はほぼなく、セミナーがメインのコースだった。事前にコース文献を読み、内容を基にディスカッションを行った。また、ウプサラ大学図書館近くのペレというネコのキャラクターの公園で親子がどのように遊び場を使っているのか、観察調査を行った。
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コメント
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セミナーが4回ほどあり、1つ1つのセミナーへの参加が重要だった。
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