外国語で発信!私の学生生活
外国語で発信!私の学生生活
A.Y.さん
My Supported School Days
My mother fought against cancer for about five years and passed away last May. I was depressed by her death because she understood me more than anyone and was my best friend. I was mad at myself because I could not control my own feelings and do anything. Then, I remembered that my university had a counseling center. I just learned about this place when I first entered the university two years ago. I contacted them because I thought I could ask for help. They recommended me to see a counselor once a week, and we talked for about 40 to 45 minutes. My counselor was sympathetic towards my broken heart and said words that I needed. One day, I was feeling so down that I did not go to the counseling session. Next time I saw her, she said, “It is okay, you can come whenever you would like to.” When I heard it, I really appreciated the environment in which someone is available when I need to talk. I could not have recovered without her help. My friends were also there for me when I was going through a difficult time. In addition, my family gave me many kind words when I was depressed. Finally, I am so grateful for everyone who supported me because I am now able to enjoy my school life like I used to.
支えられた学生生活
私には、高校一年生のころから約5年間闘病生活を送っていた母親がいました。母は、私にとって親友のような存在で、誰よりも私を理解し寄り添ってくれる大切な人でした。そんな私にとって唯一無二の存在であった母が、昨年の5月に亡くなり、初めて経験するような暗い気持ちに襲われました。私はもともと楽観的な性格で、何事も「何とかなるだろう」と考え乗り越えてきました。身近な誰かの死に立ち会ったことも、自分自身の感情がコントロールできないことも初めてで、そんな自分に驚くとともに、何もできない自分に腹が立って仕方ありませんでした。その時、私は日本女子大学にカウンセリングセンターがあることを思い出しました。大学に入学した当時の私は、カウンセリングセンターという機関があると認識している程度でしたが、誰かに助けてほしくて藁にもすがる思いで受付に立ち寄ったことをよく覚えています。それからは、週に一回、40~45分程度カウンセラーの方とお話しするようになりました。私を担当してくださったカウンセラーは、常に私のぼろぼろになってしまった心に寄り添い、私が必要としている言葉をかけてくださりました。ある時は、気分が落ち込んで体がいうことを聞かず、予約していた時間にカウンセリングセンターに伺えないこともありました。それでも、「来たいと思ったときでいいから」と声をかけてくださり、話を聞いてほしいときに誰かがいてくれる環境に、心の底から感謝の気持ちでいっぱいになりました。担当のカウンセラーをはじめ、たくさんの方々のおかげで、約半年で抑うつと言われるような状態から回復することができました。症状が回復し、以前の学校生活とほとんど変わらない毎日を送れているのは、まぎれもなく担当のカウンセラーとカウンセリングセンターのおかげです。たくさんの方に支えられて日常生活を送れていることに、心から感謝しています。